![]() |
鳥取県西部地震関連情報(Mw6.6) | メイン | 余震活動 | 稠密余震観測 (全国大学合同地震観測) |
臨時観測 | 活動履歴 | |||
京都大学防災研究所 地震予知研究センター | リンク | *ENGLISH* | 稠密GPS観測(GPS大学連合) |
鳥取県西部地震の本震の初期破壊について
梅田康弘
(2000/10/17)
PDFでもご覧いただけます
鳥取県西部地震の初期破壊相
が多くの点で観測されました。
初期破壊(E1)と主破壊(E2)の震源決定を行ないました。
その結果、E2はE1に対して南東約5kmのところで発生しており、相対的にE1より深いことが分かります。
結果はこちら
久米、
三日月、
大屋の3観測点の初期破壊相です。
同様のフェイズは宮崎や宿毛、阿武山でも観測されています。
P1の着信時は高感度短周期で決定しました。
初期破壊の継続時間はどの観測点でもだいたい2.4秒です。
地震規模と初期破壊の経験則 log(P1-P2)=0.5M-3 に当てはめると
Mは6.8になります。