京都大学宇治キャンパスにある防災研究所附属地震予知研究センター の野田研で地震を研究しています。
所属:京都大学大学院 理学研究科 地球惑星科学専攻 修士課程
趣味:将棋、Pythonなどプログラミング
粘弾性媒質中の断層における地震サイクルシミュレーションを用いて、地震の発生下限でどのようなことが起こっているかを調べています。深いところでは、「粘弾性」という浅いところと異なる性質が現れてきます。「粘弾性媒質中では、地震サイクルはどのように変化するのか??」や、「そして、なぜそのような変化をするのか?」といった疑問を解き明かしたいと考えています。
「自然は複雑」だからこそ、「本質を知るためには必要かつ十分な単純化されたモデルで理解を深めるべき」という考えのもと、均質媒質中の平面断層をモデルとしています。計算資源も潤沢になった今、複雑な自然をそのまま扱う研究が増えています。それでも、人間が現象を理解するためには、抽象的に現象を捉え、理論としてまとめ上げることが必要となります。シンプルなモデルから抽象的な現象を抽出することで、複雑な現象を理解する基礎を作ろうということです。
私はプログラミングが大好きです。書き始めるときは思いもしなかった機能を追加していくときのワクワク感だったり、出来上がったものを見たときの達成感だったりを得ることが出来るのが主な理由です。なんだったらバグ退治すら楽しいです。特にPythonが好きです。最新の技術を簡単に利用するためのインターフェイスが充実しており、自分一人で作ると何年もかかりそうなものを手軽に活用することが出来ます。高度な可視化をすることによって、直観を刺激され、思いもよらないアイデアが生まれることもあります。
Pythonが好きすぎて、地球物理界隈にPythonを布教しています。自分のホームページにもPythonのページを作ってしまいました。
スマホやPCで軍人将棋がオンライン対戦できるページを作りました。チュートリアルやCPUとの対戦ページもあります。
趣味で書いたプログラムを色々上げています。プログラムが趣味の人は分かると思いますが、上手く行かない動作を解決するために一日費やすみたいなことがあります。なんとか頑張って解決したとしても、その方法を発信しなければ、自分しか知らないで終わってしまいます。共通財産にしないともったいないので、公開していくのが良いと思い、色々公開することにしました。
PythonのPlotlyというライブラリを用いて、震源カタログを3次元でインタラクティブに眺めることが出来るツールを作りました。大学学部の卒業研究ではこれを使ってました。