防災研究所は、理学部のある京都市内の吉田キャンパスではなく、宇治キャンパスにあります。京都駅で奈良線に乗り換えて約20分で
黄檗駅(おうばく)
に着きます。駅から歩いて5分ほど宇治キャンパスです。京阪だと、中書島で宇治線に乗り換えます。

(地震予知センターHPよりコピー)
正門の目の前に防災研究所の本館がでんと構えています。その裏手にキャンパスがゆったりと広がっています。地震予知研究センターは、正門から奥に(西に)200mくらいの奥まったところに独立して建っている三階建の新しい建物です。1部は本館にも分かれて居住しています。

(地震予知センターHPよりコピー)
宇治キャンパスでは、冬は山茶花(さざんか)が咲き乱れ、3月には梅が咲き、4月の上旬には、桜が咲きます(下の写真左上)。特に予知センターの周辺は桜が咲き乱れ、どうしても酒の宴になります(下の写真右上)。大学院生の新人は、ここで最初の挨拶をすることになります。
4月中旬から、次々に、山吹、レンギョウ、ゆきやなぎ、つつじ、藤
が咲きます。平等院にも藤が咲きます。
ただし、5月も中頃になり、日差しが強くなってくると、雑草がぐんぐん伸び始めます。野鳥が群れをなして来ています。よっぽど餌が一杯いるんでしょう。優雅さにも、いささか欠けるものがあるようです。
盛夏になると、
酔芙蓉(すいふよう)の花が咲きます。朝見ると真っ白です(下の写真右下)が、夕方には濃い紅になります。酔っぱらって赤くなるようなので酔芙蓉と言う名前を持っているそうです。優雅にして変化に満ちた花、研究もかくありたいと思います。
宇治や京都は、お寺が多いせいか、百日紅
が多いです。盛夏に咲く可憐な花は、暑さにうんざりしている歩行者をほっとさせてくれます。

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