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2018.6.11 音楽と作業

音楽を聞きながら作業するのが比較的好きである。

人によっては、音楽を聞きながらだと勉強に集中できなかったり、ノリすぎてテンションが上がったりすることで壊滅的な影響が出る人もいる。

もちろん、好きな曲が流れると思考がそちらへ向くため、作業効率が一時的に落ちるのは間違いない。

普段の生活の中では、必ず雑音を聞くことになる。何を持って雑音かというのはそれなりに人によるわけだが、多かれ少なかれ聞くことになるのは間違いない。

耳にイヤホンをぶっ挿し、音楽を流すと、雑音はなくなるが、そのかわり「音楽という雑音」が増えることになる。

結局、雑音を除くことはできず、もししたいのであれば無響室に行くか、ノイズキャンセリングとかで頑張るしかない。

ただ、ヘビロテ済みの聞き慣れた音楽の場合、新しい情報を得ることがほとんどないため、脳内でいい感じに引き算され、雑音としての音楽が思考を邪魔してくることが少なくなる。

いわば、作業中に音楽を聞くことというのは、わざと自らカスタマイズした雑音を流すことで周囲の雑音をなくすことなのではないか。

好きな曲によって作業中断するのは甘えである。流したとしても、無意識に引き算されるほど聴き込んだ曲を作業用BGMとして選ぶことが求められる。

作業時に流す音楽として理想なのは、一緒に歌い始めるくらい好きな曲ではなく、無意識に聞き流すことができ、それでいて周囲の雑音を上書きするようなボリュームのある曲ではないかと思う。


理想と現実は遠くかけ離れており、好きな曲ばかりで構成したプレイリストに作業を中断され続けている。