Home > 観測・調査・研究 > ハイレートGPS解析による地震時変位

ハイレートGPS解析による地震時変位


地球物理学教室の加納さんほかによる,GEONETの1秒データのハイレートGPS解析結果を紹介します.それぞれの観測点(GEONET電子基準点)で地震時にどのように地面が動いたかがわかります.解析にはGps Tools (高須ほか,2005)を使用しました.

GPS

ハイレートGPS解析による,2011年3月11日14時46分(5時46分世界標準時)から4分間のGEONET牡鹿観測点の変位波形.上から,東西(東が正),南北(北が正),上下(上が正)方向の地面の動きをしめす.

GPS

ハイレートGPS解析による,93022での変位波形.

GPS

ハイレートGPS解析による,93047での変位波形.

GPS

ハイレートGPS解析による,950150での変位波形.

GPS

ハイレートGPS解析による,970795での変位波形.

GPS

ハイレートGPS解析による,970800での変位波形.

東京大学地震研究所においても,別の手法で解析されています.

謝辞:国土地理院のGEONETのデータを使用しました.